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大切な“歯”予防が大事です!!歯科衛生士によるメンテナンスなど

虫歯・歯周病にならない
強い歯茎と白い歯の予防 ブラッシングなど

当院が考える予防歯科・・・・

予防に対する考え方

何が一番得でしょう?

『虫歯にならない?』

『歯が揺れない?』

『それにはどうする・・・?』

予防は大切だと思うけど、一体何をしたらいいかわからない・・・。そんな方は是非、私の話に耳を傾けてください。最初に申し上げます。

《予防方法は一人一人違います!》

ある患者さんのお話です。その患者さんが会社や学校で数年前にブラッシングの集団指導を受けました。お口の中を見てみますと私達プロの目から見ると『マイナスの指導』を受けているように感じました。マイナスの指導というのは、その方に合った指導ではないということです。「よく磨きましょう!」という指導でオーバーブラッシングになっている方も大勢いらっしゃいます。これは、磨きすぎて歯を壊している状態です。

虫歯にならない・予防には、少し歯の知識が必要です。

これは、私達と患者さんが共通する知識です。

実は、歯を磨くだけでは予防はできません。もちろん予防に必要なのは、ブラッシングや生活習慣ですが、その前に必要なのは歯の知識です。それは、インターネットや本だけではなく、歯科医師や衛生士から聞く「生きた歯に関する知識」を生の声で、実体験として経験して頂くことです。それがあってはじめて、ブラッシングという予防行為が活きてくると思います。

歯の状態は千差万別です。(夫婦や恋人の歯を見てみてください。一本として同じ形や色・大きさはないでしょう)

予防は、それぞれ個人にあったブラッシング方法などの個別の指導が適しています。

PMTC

PMTC

PMTCとは、歯の表面をツルツルにすることです。ツルツルにすることで歯に細菌が付着することを軽減できます。(ちなみに歯の細菌を落とすのがブラッシングです。)

凸凹している状態では着色や細菌がつきやすく、円滑な平面にすることによりそれを防ぐことができます。もちろん、歯自体を白くするという付加的な要素もあります。ただ、本当の目的は細菌がつきにくくなるという予防手段です。

 

イニシャルプレパレーション

初期治療
(イニシャルプレパレーション)

初期治療とは、簡単に言いますと『口内環境を整える』ことです。

わかりやすく、お口の中を畑に例えて見ましょう。畑によい作物ができる為には、まず畑の小石を取り除いたり・土を入れ替えたりして畑の環境を整えます。そして、よい状態の畑になってから作物を植えると、元の畑よりも良い質の作物が栽培できます。また、元の畑では育たなかった作物も新たに植えることもできます。 口内も同じで、歯石を取り歯ぐきの状態を良好にし、口内を整えてから治療をすると、いきなり治療を始めるよりもより良い流れで治療を進める事ができるのです。また、新たな治療方針を再検討することができるのです。

予防の究極の目的は『口内環境を整える』ことです。歯に歯石が付いていると細菌を呼ぶことになります。まずこの歯石を取り、細菌を呼び込まないようにします。そして、先ほど説明したPMTCで歯をツルツルにして細菌が付着しにくい口内環境をつくっていきます。

シーラント

予防充填(シーラント)

歯の形によりますが、虫歯になりやすい箇所は2つしかありません。それは「歯と歯の間」か「歯の溝の部分」です。これ以外の部分は虫歯にほとんどなりません。

皆さんがよく磨いているのは、実は虫歯になりにくい箇所ではありませんか?ここで勘のよい方はお気づきではないでしょうか?『せっかくブラッシングしているのに、虫歯にならない箇所を主に磨いているんだったら歯磨きをする効果があるんだろうか?』・・・と。そう実は、磨きやすい部分を磨くだけではブラッシングの効果は半減してしまいます。同じ時間で効果を上げるならば「歯と歯の間」と「歯の溝の部分」をきちんと磨くことです。だた、それはブラッシングでは限界があるのです。

そこで虫歯になりやすい箇所(溝)を埋めて、凸凹を滑らかにすることがシーラント(予防充填)です。シーラントをすることによって、溝が減りつるつるの部分が増えるので虫歯になりにくいお口になります!毎日の事だからこそ、日々のブラッシングの効果を高めるシーラントはとても大切です!!

患者様によるホームケアのお手伝い
ブラッシング

最後にお願いを聞いてください。是非私達と一緒にブラッシュング・ホームケアを身につけませんか?

予防の一番は日々のブラッシングとホームケアです。これによって虫歯や歯槽のうろうになるリスク等が軽減されるからです。痛みや腫れなどの苦痛を取り除くのが歯医者の役割ではなく、あなたに合った歯科の知識をお伝えし、ケアを実践して頂くことで快適な生活を過ごしていただくことが本当の歯医者の役目だと私は考えています。

歯科医院にきてブラッシング・ホームケアを身につけて頂きたいと願う理由は以下にあります。

歯科予防歯ブラシ歯科予防歯ブラシ

 

■ 私が歯科医院と一緒に予防をすすめる理由

1人1人歯の形や大きさが違う

ネットや雑誌など、一般的に良いといわれているブラッシュング方法がすべてあなたに合っているとは限りません。

自己流のブラッシングでは虫歯や歯槽のうろうになる可能性が高い

皆さんのご家庭にある鏡では、ハイリスクな箇所をすべて見ることは不可能です。様々な角度から歯科医または衛生士が、虫歯になりやすい箇所を観察することでよりよりブラッシング・ケアをお伝えできます。

ブラッシングの見直しが必要

今までの癖や磨き残しによっても虫歯や歯槽のうろうになってしまいます。定期的に歯のチェックをさせて頂き、口内環境を整えてさらに虫歯になりにくい状態にしていきましょう。

 

歯に痛みや腫れ・違和感が出てからの精神的苦痛や費用的負担を考えても、日々のケアを充実させて頂く方が皆様にとってもよいと私達は考えています。是非、歯科医や衛生士の管理のもと、ご自宅でのよりよいホームケアを実践していきましょう!